水疱瘡(みずぼうそう)とは

水痘(別名みずぼうそう)は水痘帯状疱疹ウィルスによって引き起こされる感染症です。
初感染は水痘の症状がでます。水痘が治った後ウィルスは肋間神経などの神経節に潜んでいて、免疫状態が低下したときに帯状疱疹として再発することもあります。

感染経路
主には飛沫感染ですが、膿・水痘中にはウィルスがいるので接触感染もあります。
ただし、水痘が痂皮化(乾いた状態)すれば感染性はなくなります。

潜伏期間
11日〜20日

症状
発疹、発熱を主症状とします。かゆみをともなった発疹は躯幹及び頭皮と顔面に好発し、紅斑、丘疹、水疱、膿疱、痂皮の順に変化をします。
また、発熱は38℃前後(まれに40℃超えることも)で2〜3日続きます。

治療方法
基本的には対症療法となりますが、抗ヘルペスウィルス剤(アシクロビル)も有効とは言われています。

その他
学校保険法では、すべての発疹が痂皮化するまで出席停止となっています。ただし、症状により伝染のおそれがないと認められたときはこの限りではありませn。

予防方法
定期接種及び任意接種の水痘ワクチンがあります。感染性の強いウィルスですが、水痘ワクチンの有効性(重篤な副反応は極めてまれで、安全性の高いワクチンとされている)が認められています。

横須賀市保健所(健康作り課)